「戦えない者は生きる資格も無い!それがデスパー軍団の掟だ!」
ウデスパー
登場作品:イナズマン第24、25話 イナズマンF第1~7話所属:デスパー軍団
階級:デスパー軍団参謀
声:岩名雅記
ガイゼル総統の右腕的存在で、総統からの信頼は厚い。
他のデスパーロボットと違って幹部のような扱いを受ける。
自ら前線に赴き、作戦の指揮やイナズマンと戦う姿がよく見られた。
腕にウデスパーハンドと呼ばれるアタッチメントを装備し、
戦況に応じてカギ爪、ガトリングガン、ムチを使い分ける。
人の命を何とも思わない残忍な性格だが勇敢で正々堂々とした面も持ち、
五郎との一騎打ちではあえてサナギマンからイナズマンに変身する時間を与えた。
ゼーバーイナズマンフラッシュを受けても何とか立ち上がってみせたが
ミスワンが五郎に託したペンダントの破壊光線で止めをさされた。
「ゼーバーの威力はやはり凄い・・・だがこのウデスパー、死んでも蘇ってくるぞーーっ!!」
「私はウデスパー参謀の猟犬なんだ」
サイボーグ・ミスワン
任務:渡五郎と荒井誠の居場所をウデスパーに伝える演:鹿沼エリ
ウデスパーがイナズマン・渡五郎を抹殺するために特注で作らせた猟犬。
破壊光線を仕組んだペンダントを持たされている。
デスパー軍団からの脱走者を装って五郎と荒井に近づき、
抹殺を試みたが五郎の優しさに触れて迷いが生まれ、
ウデスパーのガトリングガンに撃たれてしまう。
今際の際にペンダントを五郎に託し、これがウデスパー撃破の決め手となった。
ウデスパー退場回。
ちょっと早いかな、と思ったけど後の展開を考えたら、まぁ、こんなもんなのかな・・・?
ウデスパー、名前こそ他のデスパーロボットと同じ「○○デスパー」ですが
階級は幹部格、ガイゼル総統の右腕であり軍団のナンバー2。
他のデスパーロボットと違って特定の道具をモチーフとしていないところがポイント。
そのせいかとてもシンプルで、派手なメンツが揃うデスパー軍団の中で逆に目立つと思います。
登場時期から考えて、一番最初に作ったデスパーロボットだったとか?
で、ウデスパーから取ったデータを基に
色々な道具の特徴を取り入れてバリエーション機を作った・・・みたいな。
そう考えると最古参でずっと頑張っていたウデスパーが総統に信頼されているのも納得いくんですけど、
部下には好かれてないんですよね、彼。
「F」の1話でいきなりハンマーデスパーに殴られて出し抜かれたり、
3話のバーナーデスパーに手助け無用と言われたり。
他の皆からは「何で俺らと同じデスパーロボットなのにアイツだけ総統にチヤホヤされてんの?」って
思われていたのかもしれません。
ガイゼル総統への忠誠心が強い分、総統の前でいいカッコしたい、
ウデスパーに手柄を取られたくないって誰もが願っているでしょうしねえ。
ただやっぱり、ウデスパーは幹部を張っているだけあって
他のデスパーロボットと違う風格を見せてくれました。
必殺のゼーバーを受けてなお立ち上がる姿には驚かされましたね。
そして、あの冷酷非情のガイゼル総統が
敗北したウデスパーを蔑むどころか「デスパーの誇り」と称え、
強化改造を施すんだからいかに信頼されていたかがわかるというものです。
最期、自分が渡したペンダントで破壊されるなんて皮肉だったなぁ・・・