ジェットデスパー

登場作品：イナズマンF 第8話｢ウデスパー兄弟! クロスハリケーン!!｣
所属：デスパー軍団
任務：イナズマンの能力の調査
声：青森伸

人間を瞬時に凍らせる左腕の凍結銃が武器。
ウデスパー兄弟に従い、イナズマンの能力を調べる任に就く。
人間に変身する能力を持ち、サングラスの男の姿で行動していた。

デスパー戦闘機をスケッチした少年・清を追い、姉の多美ともども凍らせたが
イナズマンの超能力で瞬時に解凍されてしまう。

イナズマンとの戦いでは多美に腕輪型時限爆弾を付ける非道ぶりを見せ、
戦闘機に乗り込んでライジンゴーと空中戦を演じた。

分身技イナズマンミラクルチェストでプラス光線の発射装置を奪われ、
自分のふがいなさを悔いながら自爆した。

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ウデスパー兄弟(ウデスパーα、ウデスパーβ)

階級：デスパー軍団参謀
声：渡部猛（ウデスパーα）、岩名雅記（ウデスパーβ）

イナズマンF第8話より登場。
ウデスパーの残骸から作られ、強化を施されたロボットファイター。
赤銅色のウデスパーαが兄、銀色のウデスパーβが弟とされている。

αは旧ウデスパーの力強さを増幅されたためか性格は粗暴で短絡的だが
βは冷静な策略家の面を受け継いでいる知性派。
正反対の性格でそりが合わないため兄弟で衝突してしまう。


しかし二人が力をあわせると強力なパワーを発揮する。
お互いの角を交差して放つ真空竜巻クロスハリケーンは
イナズマンに｢ウデスパーが4人になったようなものだ｣と言わしめた。

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デスパー戦闘機

ジェットデスパーが乗り込むデスパーの新兵器。
先端からドリルを出して地中に潜る事も出来る。

多美の腕に取り付けた爆弾を取り外すプラス光線を手に入れるため、
イナズマンはライジンゴーに乗り込んで戦闘機を追った。

ジェット万力でライジンゴーを握りつぶそうとするが失敗、
追撃戦の末に体当たりで撃墜された。

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横浜を舞台に、新幹部ウデスパー兄弟の登場で大いに盛り上がる今回。

まずジェットデスパーについてですが・・・
結構な苦労人でしたねー、彼は。

自分に出番がまわってきた、新しい幹部がやってきた、と思ったらいきなり軽く殴られるし、
挙句の果てに目の前で兄弟喧嘩。
｢まぁまぁまぁ｣と仲裁したらぶっとばされる。

で、｢お前はどの作戦が良いのか｣とすごまれる。

早速イナズマンをぶち殺そうとする暴力的なα、
イナズマンのことを良く調べてから戦いたい慎重派のβ。
これはどちらを選んでも大変ですよ。まさに修羅場。
特に血の気の多いαに逆らったら即殺されそうだしβは何考えてるか分かんないし。
そこでジェットデスパーが選んだのは・・・

｢私の作戦でやってみたいと思います｣


よく言った。
まぁ、自ら｢必殺兵器｣と自慢する凍結銃はイナズマン相手にはほとんど役に立たなかったんですが･･･
(っつーかやっぱりイナズマンが強すぎるんだよなぁ）


・ウデスパー兄弟



1人だけでも厄介だったウデスパーが2人に増えた。
今までの回でほぼ無敵だったイナズマンも、そろそろ苦しくなってきた感じでしょうか。

好戦的なαの声は渡部猛さん。
渡部さんといえば｢北斗の拳｣の牙大王や｢星獣戦隊ギンガマン｣の破王バットパスなど、
パワフルなキャラクターが似合うイメージがあるので凄く似合っていると思いました。

βは旧ウデスパーと見た目、性格ともにあまり変わらないし
声も旧と同じ岩名さんなので変わり映えがしないような･･･
今見ると仮面ライダーヘラクスに似てる？

兄弟合体技のクロスハリケーンがとんでもなく強くて
イナズマンも今後苦戦する事必至･･･と思いきや、
二人の仲があまりに悪すぎるためにまとまりがありません。
これならウデスパー1体を作り直した方がずっと良いような気がしてきました。

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・今回のヒロイン



この回、多美さんのハンチング＆パンタロン(だよね？)の70年代ファッションが可愛すぎます。
お尻が小さくてきれい。

ウデスパー兄弟も勿論印象的だけど、これに全部持ってかれた感じ(おいおい)。




若い女の子だろうとちびっ子だろうと容赦なくこんなことをされちゃうのが昔の特撮。
色々とおおらかな時代だったのかなぁ。

ヒドイのになると｢ウルトラマンA｣のバラバ回の男の子みたいに冒頭で殺されちゃうし、
｢イナズマンF｣といえばギロチンデスパーという最大の悪趣味回がこの先控えているんであなどれません。