西暦2200年、地球を離れ、月と火星に新天地を求めた人々がいた。その少年は火星で生まれ育った。火星での生活はとくに平和というわけでもないがこれといった不自由もない。日々、平凡に暮らしていた少年は、ある日、異星から来た宇宙船同士の戦いを見たことで、かつてない激しい戦いに巻き込まれていく!
彼が見たのは、宇宙の最高権力を狙う悪の皇帝の軍隊と、皇帝の手を逃れた姫君の護衛部隊との戦いだった。事情を聞き、姫君を助けることになった少年は、護衛部隊のメカで敵に立ち向かうが苦戦する。そのとき、どこからともなく飛影(とびかげ)と呼ばれる謎のロボットが現れた!飛影――それは、誰も知る者のいない未知のメカである。飛影はどこから現れ、誰が何のために創ったのか!?
忍者をモチーフにした謎のロボットと、しっかりとした人間ドラマが魅力のSF作品。
とある星のお姫様が忍者を求めて地球にやってくる、というお話。
これだけ書くと突拍子も無いように思えるけど実際そうなんだから仕方がない。
最近、スパロボ最新作に登場したらしいですね。
インパクト以来、10年ぶりくらいの再登場でしょうか。
そのせいか、巷でちょくちょく名前を見るようになりました。
その波に乗るわけじゃないですけど、ひっさびさにDVDを引っ張り出して見てます。
・・・でも、んー、なんだろうなぁ、いつ見てもハマりきれない。
地球に行くまでテンポ悪いし戦闘はバンク多いし作画の波は激しいし
挙句の果てに打ち切り喰らってるしで色々と、うん。
ダンクーガやマシンロボみたくスパロボで美化されすぎな感はあるけれど、
決して嫌いな作品じゃないです。
・良い所
声優が豪華(当時のアニメは今見るとどれも豪華だけど・・・)
ロボのデザインがかっこいい
音楽が「仮面ライダーBLACK」の川村さん
平野さんデザインの美少女キャラ
飛影の無双っぷり
ダミアンの常識人っぷり
シャフさんの地味エロさ
レニーのシャワーシーン
ザ・ブーム軍にゴマをするハザード長官の立ち回り
ラスト2話のハザード長官視点の総集編
・悪い所
前半のテンポの悪さ、地球に行くまでに時間掛かりすぎ
アネックス皇帝あっさり死にすぎ
何がしたいのか分からんイルボラ
マイクのうざさ(薄いスープの件とか)
ガメランのイルボラ様バグ
海魔の出番少なすぎ(全話中2回て・・・)
敵メカの種類少なすぎ(戦闘シーンの7割はシャーマン、バンクスが占めていると思う)
マイクの恋は実らず、フラグすら立ってないような・・・
打ち切りでロミナ姫の母フランソワ王妃は助けられずじまい
んー、こうやってみるとやっぱり不満点の方が多いんだけど、
逆に言えばそれだけ期待できるところもあったんだよね。
せめてダンクーガみたいにOVAで補完してくれたらなぁ。